結婚式二次会の流れ&進行内容完全解説!盛り上がるタイムスケジュール

結婚式二次会の準備、お疲れ様です!

まっさらな状態から結婚式二次会の進行内容を決めていくのは大変ですよね。

当記事では、

  • 結婚式二次会でやることって何?
  • 結婚式二次会の流れは?
  • タイムスケジュールはどう組めば良い?

そんな悩みを解決していきたいと思います。

これまでに1,000組を超える結婚式二次会のプランニングをしてきた経験と知識をお伝えしていきます。

どんな結婚式二次会にするか楽しくイメージしながら読んでみてください。

結婚式二次会の流れを決める前にすること

結婚式二次会の流れを決める前にすることイメージ画像

結婚式二次会の流れを決めていく前に、まずは2点、すべきことがあります。

  • 結婚式二次会の時間を確認する
  • 新郎新婦の結婚式二次会への要望を整理する

これらを事前に確認しておかないと、結婚式二次会の進行内容を確定した後、またイチから作り直しということにもなりかねません。とても重要なポイントです。

それぞれ説明していきますね。

結婚式二次会の時間を確認する

実は会場によって結婚式二次会で使える時間というのは変わってきます。

基本的には2時間なのですが、新郎新婦入場から退場までで2時間の場合もあれば、新郎新婦入場から幹事も含めて完全退出までで2時間という場合もあります。

後者の場合、実質のパーティー時間は1時間30分~45分と短くなる為、結婚式二次会の流れが大きく変わってきます。

実際に使えるパーティー時間を再度、会場にしっかり確認してから結婚式二次会の流れを決めていきましょう。

新郎新婦の結婚式二次会への要望を整理する

新郎新婦が結婚式二次会でやりたいと希望することは、基本的には結婚式二次会の流れに組み込むべき必須項目となります。

事前にしっかりと新郎新婦の要望を挙げておき、それを軸にして結婚式二次会の流れを決めていきましょう。

全体の進行内容が固まった後になって、新郎新婦の要望が出てくると、他の何かを無くすなど大きな変更が必要になるので、早めに要望を整理しておくことが必須になります。

結婚式二次会の進行内容

結婚式二次会の進行内容イメージ画像

結婚式二次会の流れの中でやることが多い進行内容についてまとめていきます。

  • 必須の進行内容
  • 人気の進行内容
  • たまにある進行内容

以上の3つの項目に分けて進行内容を紹介していくので、タイムスケジュール作成の参考にしてください。

結婚式二次会に必須の進行内容

必須の進行内容は、基本的に必ずタイムスケジュールに組み込むものになります。

  • 新郎新婦入場
  • 新郎新婦挨拶
  • 乾杯
  • ゲーム
  • 新郎新婦謝辞
  • 新郎新婦退場

ひとつずつ、所要時間の目安と内容を記載していきますね。

新郎新婦入場

所要時間目安:5分

言わずもがな、新郎新婦が入場する進行内容ですね。

司会者の「新郎新婦入場!」という声掛けに合わせて、入場曲が流れて新郎新婦が会場内に入場し、メインテーブルに着きます。

≫新郎新婦入場の司会台本

新郎新婦挨拶

所要時間目安:5分

新郎新婦入場直後に入れる進行内容が新郎新婦の挨拶です。

新郎新婦からゲストのみんなに挨拶をします。挨拶は新郎新婦二人が一言ずつでも構いませんし、どちらか一人が代表でしても構いません。

≫新郎新婦挨拶の司会台本

乾杯

所要時間目安:5分

乾杯も外せない必須の進行内容ですね。

ゲストの人に乾杯の音頭を取ってもらって乾杯をします。

≫乾杯の司会台本

ゲーム

所要時間目安:30分

結婚式二次会というとビンゴゲームやクイズなどのゲームを行うのが定番になっています。

時間についてはゲームの内容について変わってきますが、30分前後におさめるのがおすすめです。

新郎新婦謝辞

所要時間目安:5分

新郎新婦退場の直前に入る進行内容が新郎新婦の謝辞です。

最初の挨拶と同じく、新郎新婦からゲストのみんなにお礼を述べます。こちらも新郎新婦二人が一言ずつでも構いませんし、どちらか一人が代表でしても構いません。

≫新郎新婦謝辞の司会台本

新郎新婦退場

所要時間目安:5分

結婚式二次会の締めとなる進行内容が新郎新婦の退場です。

司会者の「新郎新婦退場!」という声掛けに合わせて、退場曲が流れて新郎新婦が会場から退場します。

退場後は新郎新婦がゲストをお見送りする時間になります。

≫新郎新婦退場の司会台本

結婚式二次会で人気の進行内容

続いては結婚式二次会で行われることの多い人気の進行内容を紹介していきます。

  • ケーキ入刀&ファーストバイト
  • プロフィールムービーなど映像上映
  • 集合写真
  • サプライズ

新郎新婦の要望に合わせて流れに組み込んでみてください。

ケーキ入刀&ファーストバイト

所要時間目安:5分

結婚式二次会でも人気のケーキ入刀&ファーストバイト。

披露宴と同様に、ケーキに入刀して、その後、新郎新婦がお互いに食べさせ合うファーストバイトを行います。

≫ケーキ入刀の司会台本

≫ファーストバイトの司会台本

場合によってはセカンドバイトと呼んだり、友人に食べさせるフレンズバイトにしたりと、アレンジすることも多いです。

プロフィールムービーなど映像上映

所要時間目安:5分~10分

プロフィールムービーなどの映像上映も最近はすっかり定番の人気イベントです。

上映する映像の内容は

  • プロフィールムービー
  • 当日撮って出し挙式映像
  • オープニングムービー

などが多いです。

2~3種類の映像を上映する際は、続けて上映すると長くなってしまうので、入場直前や歓談中、ゲームの前など、うまく上映タイミングを離すのがおすすめです。

集合写真

所要時間目安:5分

集合写真も人気があります。結婚式二次会は新郎新婦のそれまでの友人が集まる貴重な機会です。その一同で撮る集合写真は大切な記念になります。

集合写真は慣れていないと撮るまでに時間がかかってしまいます。集合写真の時間前までに、どこに集まってどういう感じに撮るかを、しっかりシミュレーションしておくとスムーズに撮影できます。

≫集合写真の司会台本

サプライズ

所要時間目安:5分~10分

新郎から新婦、もしくは新婦から新郎へのサプライズも人気があります。

内容によって所要時間は変わってきますが、新郎や新婦が感動して泣く事も多いので、ある程度余裕をもって時間はおさえておくと良いと思います。

たまにある進行内容

3つ目はそこまで多くはないけども結婚式二次会で行われる進行内容の紹介です。

  • ブーケトスorプルズ
  • 友人余興

こちらも新郎新婦の要望に合わせて進行内容に入れてみてください。

ブーケトスorプルズ

所要時間目安:5分

新婦のブーケを使ってトスかプルズを行います。

ブーケトスは会場にスペースがあり天井が高い場合は、結婚式二次会でも実施できます。難しい場合は、ブーケから複数のリボンを出して行うブーケプルズが人気ですね。

ブーケを女性ゲストにプレゼントしたい際はおすすめです。

友人余興

所要時間目安:10分~20分

そこまで多くはないですが、結婚式二次会でも友人余興が行われることがあります。

余興の予定がある際は、余興代表者に内容と大体の時間を聞いておき、進行内容に加えましょう。

結婚式二次会のタイムスケジュールの作り方

結婚式二次会のタイムスケジュールの作り方イメージ画像

結婚式二次会の進行内容が決まったら、進行の流れを決めてタイムスケジュールに落とし込んでいきます。

ここではタイムスケジュールを作る際のポイントとタイムスケジュールの3つの例を紹介します。

タイムスケジュールを作る際のポイント

結婚式二次会のタイムスケジュールを作るポイントは以下の3点です。

  • 歓談時間を重要視する
  • 余裕を持って時間を設定する
  • 緩衝時間を設ける

それぞれ説明していきます。

歓談時間を重要視する

歓談時間は軽視されがちですが、実はとても重要です。

歓談時間では意外とやることが盛りだくさんです。

  • ゲストが食事を取りに行く
  • ゲストがドリンクを取りに行く
  • 新郎新婦がゲストと写真を撮る
  • 新郎新婦がゲストと話す
  • 幹事が次の進行内容の準備をする

ゲストの人数が多いほど歓談時間が短いと大変なことになるのは想像できるかと思います。

最初の歓談は最低でも30分は取るようにし、後半にも15分は歓談を入れておくのがおすすめです。

歓談時間を重要視して、タイムスケジュールを組みましょう。

余裕をもって時間を設定する

各進行内容の時間は余裕をもって設定しましょう。

例えば、「新郎新婦の入場と挨拶は合わせて5分で済むでしょう」と短めに設定したとします。

しかし、実際のところ入場のタイミングは遅れることが多いです。

新郎新婦を入場位置につき、司会が開宴の言葉を話し始め、「新郎新婦入場!」と進んでいきますが、慣れていないと意外とまごつき、あっという間に5分が過ぎたりします。

思ったより進行内容がスムーズに進んで時間が余ったら、歓談時間に回せば良いだけなので、余裕を持った時間を設定しておきましょう。

緩衝時間を設ける

先に述べた歓談時間の話と、余裕を持って時間設定する話にも関係してきますが、必ず緩衝時間を設けておきましょう。

緩衝時間とは、不測の事態に備えて用意しておく時間の事を指します。

結婚式二次会での不測の事態として多いのが、新郎新婦遅刻です。10分、15分の遅れは基本で、場合によっては30分ほど遅れて来ます。

他にも、乾杯の挨拶が予定より長かったり、ゲームの時間が長くかかってしまったり、予定通りに進行が進まないことはよくあります。

そういった事態に備えて、緩衝時間を設けておきましょう。

タイムスケジュールの例

実際に過去の結婚式二次会で使用したタイムスケジュールを例として3パターン公開します。

タイムスケジュールを作る際に参考にしてみてください。

シンプルなタイムスケジュール

必須の進行内容だけを組み込んだ結婚式二次会のタイムスケジュール例です。

シンプルな進行内容の結婚式二次会タイムスケジュール例

歓談時間がたっぷりと取れています。ゲストの人数が100名以上と多かったり、新郎新婦がゲストとゆっくり話したいという場合には、このくらいシンプルなタイムスケジュールがおすすめです。

標準的なタイムスケジュール

続いて、人気の進行内容である

  • ケーキ入刀&ファーストバイト
  • プロフィールDVD上映
  • 集合写真
  • サプライズ

を組み込んだ結婚式二次会のタイムスケジュール例です。

標準的な進行内容の結婚式二次会タイムスケジュール例

歓談時間もしっかり取れていて、かつ進行内容も多く組み込まれています。これをベースに進行内容を入れ替えたりして、タイムスケジュールを組むのもおすすめです。

進行内容が盛りだくさんのタイムスケジュール

3つ目は進行内容をたくさん詰め込んだタイムスケジュールの例です。

標準的なタイムスケジュールに

  • ブーケプルズ
  • 友人余興

を加えています。

盛りだくさんな進行内容の結婚式二次会タイムスケジュール例

歓談時間が前半20分、後半10分の合計30分しかない為、何か想定外の事があった際の対処が難しいタイムスケジュールです。

実は、実際に私が幹事を務める場合は、このようなタイムスケジュールにする事は絶対ありません。

進行内容がこのくらい多い場合は、ゲームを15分ほどで済むシンプルなものにして後半に緩衝用の歓談時間を少し組み込んだり、必ず一工夫加えて時間に余裕を持たせます。

幹事さんが慣れていない場合は、ここまで進行内容を組み込まない方が良いでしょう。

結婚式二次会の流れ&進行内容 まとめ

結婚式二次会の進行内容の紹介や、タイムスケジュールの作り方について説明してきました。

いかがでしょうか?
実際に結婚式二次会のタイムスケジュールを組み立てるイメージがわいて来ましたでしょうか?

来てくれるゲストに喜んでもらいたい気持ちが強いと、進行内容を増やしたいと思ってしまうかもしれません。

でも実際は、歓談時間をしっかり取って、適度に進行内容を組み込んだ方が、ゆったりと楽しんでもらえるものです。時間に余裕を持たせつつ、バランスの良いタイムスケジュールを作ってみてください。

楽しくて幸せな空気溢れる素敵な結婚式二次会になりますように。