ウェディングらしさ溢れるケーキ入刀は結婚式二次会でも人気のイベントです。
台本的にケーキ入刀はそれほど難しい感じのものではありませんが、新郎新婦にナイフを渡したりするアテンダーとの息を合わせる必要がある分、司会者の技量が問われるシーンと言えます。
スムーズにケーキ入刀の司会進行をする為に、
- ケーキ入刀の基本的な流れ
- 司会者のケーキ入刀台本
- ケーキ入刀時の司会者が気を付けるポイント
について紹介していきます。
1,000組以上の結婚式二次会をプロデュースしてきた2次会レリッシュのノウハウと台本なので、是非、参考にしてください。
結婚式二次会司会台本「ケーキ入刀」の流れ
司会者視点での結婚式二次会におけるケーキ入刀の流れは以下のようになります。
step1.ケーキ入刀を行う事をゲストに伝える
次のイベントはケーキ入刀という事をゲストに伝え、前の方へ集まってもらいます。
step2.ケーキ入刀
新郎新婦の準備が整い、ゲストもケーキの周りに集まったら、ケーキ入刀を行います。
step3.写真撮影タイム
ケーキにナイフを入刀したまま、ゲストの方に写真撮影をしてもらいます。一通り写真撮影が済んだらケーキ入刀を締めます。
結婚式二次会司会台本テンプレート「ケーキ入刀」
ケーキ入刀の流れに沿った基本的な台本は以下のようになります。
続きまして、ケーキ入刀を行います。
シャッターチャンス満載ですので、皆様、ぜひ前の方にお越し頂いて、この決定的瞬間をカメラに収めてください。
(新郎新婦の準備が整ったら)
皆様よろしいでしょうか?
それでは参りましょう。ケーキ入刀!
(ケーキにナイフが入ったら)
ケーキ入刀が見事に決まりました!
このまま撮影タイムと致しましょう。
新郎新婦お二人はそのままの体勢で皆様のカメラの方を向いて下さい。
まずは左から。続いて、真ん中の皆さん。そして、右の方。
皆さん、お写真は撮れましたでしょうか?
今一度、幸せいっぱいのケーキ入刀に拍手をお願い致します!
結婚式二次会司会台本「ケーキ入刀」のポイント
ケーキ入刀は司会者の他に、新郎新婦にナイフを渡したりするアテンダー役が必要になります。
司会者はそのアテンダー役と息を合わせる事で、スムーズにケーキ入刀を行う事ができます。
以下のポイントを押さえておき、ケーキ入刀の司会進行に臨んでください。
新郎新婦が手元が見える位置取りをする
まず大事なのが司会者の位置取りです。
新郎新婦の手元が見えないと、ケーキ入刀の準備状況もわかりませんし、ケーキにナイフが入ったかどうか見えず、良いタイミングで「ケーキ入刀が決まりました」と言えなくなってしまいます。
視界を確保できる適切な位置取りをするよう努めてください。
ゲストにケーキの近くに集まってもらう
ケーキ入刀はパーティーの前半に行われる事が多い為、まだゲストの皆さんが遠慮がちの場合が多いです。
その為、前の方に来て良いですよと伝えても、なかなか前に集まってくれない事も多々あります。
遠巻きに見守ってもらいながらケーキ入刀をしても寂しいですし、後ろの方の人はより見えにくくなってしまうので、多少強引にでも前に集まってもらうようにするのがおすすめです。
ケーキ入刀の準備ができるまで繋ぐ
結婚式二次会の会場によりますが、
- 高砂以外の場所でケーキ入刀をする
- 厨房からケーキが出てくるまで時間がかかる
こういったケースは多くあり、ケーキ入刀の準備が整うまで少し時間がかかります。
その場合、ゲストを前の方へ誘導するのにより時間を使ったり、新郎新婦二人のちょっとしたエピソードを紹介したりして間を繋ぐと、段取りが悪いといった印象を与えずに済みます。
音響オペレーターにタイミングを教える
ケーキ入刀のBGMをどうするかにもよりますが、「ケーキ入刀」に合わせて曲を流す場合、音響オペレーターとの連携も必要になります。
音響操作位置からケーキ入刀時、新郎新婦の手元が見える事はほぼありません。。
音響を操作する人は司会者の声を頼りに曲を流すことになる為、そのきっかけを分かりやすく伝えてあげて下さい。
「ケーキ入刀」と言ったあとに、「ケーキにナイフが入りました」など、見えずとも状況がわかるようにすると、曲のタイミングがビシッとあって、より素敵なイベントになります。
写真撮影タイムは新郎新婦の目線を指示する
ケーキ入刀は結婚式二次会の中でも有数のシャッターチャンスです。多くのゲストが新郎新婦にカメラを向けます。
その為、新郎新婦はどのカメラに目線を向けて良いのかわかりませんし、二人の目線がバラバラになってしまいがちです。
ケーキ入刀の台本にも示したように、司会者が「まずは左のカメラに目線を向けましょう」と指示して上げる事で、スムーズに写真撮影が進みます。
結婚式二次会司会台本「ケーキ入刀」 まとめ
結婚式二次会のケーキ入刀の台本と司会進行のポイントについて説明してきました。
ケーキ入刀は新郎新婦だけでなくゲストも動くイベントですし、アテンダーやオペレーターとの連携も大事になってきます。
粛々と台本を読み上げて進行するだけだと、ちぐはぐになってしまいます。状況に合わせた進行をするように心がけてみて下さい。