結婚式二次会の準備をしていて悩みどころの一つとなるのが、受付用のお釣りをいくら用意すれば良いのか?ということです。
基本的に会費制で行われる結婚式二次会。
予め会費を伝えておいても、ピッタリ持って来ない方ももちろん多くいます。
お釣り用の現金は絶対に用意しておかなければなりません。
そうは言っても、千円札や五百円玉をどのくらい用意すれば良いのか?
いざ考えてみるとなかなかに難しいですよね。
この記事ではそんな悩みを解決していきます。
受付のお釣り用のお金が足りなくなるのは絶対NG!
まず心に刻んでおいて欲しいことがあります。
それは、受付用のお釣りは、
「足りなくなるくらいなら、大量に余った方が良い!」
というスタンスでいることです。
ピッタリギリギリを狙う必要はまったくありません。
通常、結婚式二次会の受付は、30分ほどしか時間がありません。
その30分の間に受付では・・・
- 名前をチェックして
- 会費を受け取って
- ビンゴカードを渡して
- チェキを撮る
といった事を数十名分こなさなければなりません。
単純にゲストが60名だとしたら、1分につき2名ずつ、それだけの事をこなしていく計算になります。
そんな忙しい受付中にお釣りが足りなくなるとどうなるか?
間違いなく混乱してしまいますよね。
場合によっては受付に長蛇の列が出来てしまい、開宴時刻までに受付が終わらない事態にもなりかねません。
そうならない為にも、受付用のお釣りはたくさん余るくらい準備しておくよう心掛けましょう。
受付のお釣り用のお金はどのくらい用意すれば良い?
具体的にどのくらいのお釣りを用意すれば、十分に足りるのか考えてみましょう。
用意すべきお釣りの量は『予定出席者数』と『会費の金額』から計算していきます。
例えば、
●予定出席者数
男性:30名
女性:30名
●会費
男性:8,000円
女性:7,000円
の場合で、出席者の全員が1万円札を出すケースを考えてみましょう。
男性が1万円札を出した場合、お釣りは千円札が2枚です。
30名だと千円札が60枚必要という事になりますね。
女性の場合、1万円札のときお釣りは千円札が3枚です。
30名だと千円札が90枚必要となります。
つまり、合計すると千円札は150枚あれば足りなくなる事は絶対にない!と言えます。
それ以上お釣りが必要になるケースはありませんからね。
とは言え、これはあくまでも最大値です。
現実的に出席者全員が1万円札を出すことは無いでしょう。
皆さん事前に会費を知っているので、目安として半分くらいの人は会費ピッタリの金額を払ってくれます。
そうなると150枚の半分、75枚の千円札がお釣りとして必要となります。
実際はピッタリ払ってくれた人の千円札が増えるので、75枚無くても足りるでしょう。
しかし、思い出してください!
受付のお釣りは・・・
「足りなくなるくらいなら、大量に余った方が良い!」
です!
いざと言うときに備えて多めに用意した方が無難なので、75枚は用意しましょう。
- 予定出席者数と会費の金額からお釣りに必要な金額の最大値を計算する
- 最大値となる金額の半分をお釣り準備金として用意する
準備するお釣りは五百円玉に要注意!
もし会費が8,500円や7,500円など500円単位の場合は五百円玉もお釣りとして用意しておく必要があります。
この五百円玉は要注意です。
経験上、結婚式二次会の受付で五百円玉はかなり消費します。
会費が500円単位の場合、ピッタリ払ってくれる人が一気に少なくなります。
10,000円札を出さなくても、9,000円で500円のお釣りなどのケースが増えます。
もしピッタリ払ってくれる人がいても、五百円玉は1枚しか増えません。
たくさん減るのに一気に増えないのがお釣りにおける五百円玉の宿命です。
その為、五百円玉は更に多めに用意した方が良いことになりますが、どのくらい用意すれば良いのか?
答えはずばり!
全体の予定出席者数の3分の2の枚数が用意すべき五百円玉の量になります。
60名だったら40枚ですね。
会費が500円単位の場合は気をつけてください。
会費が500円単位の場合、五百円玉を予定出席者数の3分の2の枚数、用意する。
お釣りの準備 まとめ
結婚式二次会の受付用のお釣りをどのくらい用意すべきか説明してきました。
- お釣りの量は『予定出席者数』と『会費の金額』から考える
- 千円札は必要な最大の量の半分用意する
- 五百円玉は全体の人数の3分の2の枚数を用意する
私の経験上、このルールでお釣りを用意して足りなくなった事はありません。
実績のあるルールなので、是非、参考にしてみてください。
結婚式二次会に来てくれた人が快く楽しむ為には、受付のスムーズさも大切です。
お釣りもしっかり準備して、万全の体制でゲストを迎えましょう。