結婚式二次会に出席する際、受付に行って会費を払い、中に入りますよね。大した事ではないように思いますが、意外とマナーは知らないものです。知らず知らずのうちに受付の人に迷惑をかけている事もあるかもしれません。
多くの場合、結婚式二次会の受付も新郎新婦の友人が好意でやってくれているものです。気持ち良く受付作業をしてもらう為にも、マナーをしっかり押さえておきましょう。
１．受付時間は守りましょう
披露宴から出席している人は、披露宴と二次会の間、時間を持て余す事が多いです。
そうなると、「受付時間前だけど、ちょっとくらい早く行っても大丈夫だろう」と考えてしまう事もあるでしょう。でも、そこは堪えて下さい。
結婚式二次会で幹事に与えられる会場の準備時間はわずか３０分ほどです。
その30分の間に、
- 会場内の飾り付けをしたり
- 音響や映像機材をチェックしたり
- 受付周りを整えたり
- 会場の人と打合せをしたり
- 事前に届いてる荷物を確認したり
色々とやらなければいけない事が盛りだくさんです。
そんなところに、「まだ入れないの？」と、人が来たらどうなるでしょう？
幹事の人は良い気分にはなりませんし、その対応に時間を取られて準備が滞ってしまいます。受付開始時間は守るように気を付けましょう。
２．受付周辺で話し込んではいけません
久しぶりに会う友人に会えるのも結婚式二次会の楽しみの一つ。とはいえ、再会を喜ぶあまり、周りが見えなくなってはいけません。
よく見かける光景が受付の周りで話し込む姿。
受付しようとしていた人が、後から来た久しぶりに会う友人に気づき、「久しぶり～！元気だった？」と、嬉しそうに話し始めます。
・・・。
受付を済ませてからにして下さい。皆さん、並んでいます。
また、受付が済んだ直後に話し込むのもいけません。受付時間中、受付の周辺は大変混み合います。数人で止まって話し込んでしまうと、人が通れなくなってしまい、受付が混乱します。楽しむのも大いに結構ですが、周りを確認する余裕を持つようにしましょう。
３．お金は封筒などから出して渡しましょう
封筒やご祝儀袋に入れて会費を持ってこられる方も結構います。披露宴ではご祝儀を袋に入れたまま受付に渡すので、その流れで多いのかなと思います。それはそれで丁寧で良いのですが、結婚式二次会などの会費制パーティーの場合、お金はそのまま裸で渡してOKです。
受付の人は受け取ったお金を数えて確認します。封筒やご祝儀袋などに入っていると、そこから取り出す手間が出てしまい、時間がかかってしまいます。
結婚式二次会は短い時間で多くの人の受付をしなければなりません。
少しでも時間がかからなくて済むように、封筒などに入れて会費を持ってきた方は、お金を出してから渡すようにしましょう。
４．細かな小銭で払うのはやめましょう
会費が7,500円など500円単位の場合、どのように会費を払いますか？
1万円札を出してお釣りをもらったり、7,500円ピッタリ払ったりしますよね。もちろんどちらでも問題ないのですが、100円玉５枚など細かいお金を出すのはやめましょう。出来る限り会費ちょうどのお金を出した方が良いのかなと思う方も多いと思います。
でも、受付はお釣りを用意してくれているので大丈夫です。細かな小銭を出してまでピッタリ払う必要はありません。100円玉や50円玉、以前は１円玉まで出してきた方もいますが、細かな小銭がバラバラとあると、受付は結構大変です。コンビニのレジなどと違って、小銭を置いておく場所もありません。落ちて転がって紛失してしまう恐れもあります。
会費ぴったり出さなくちゃと気遣いし過ぎて細かな小銭は出すくらいなら、１万円札でお釣りをもらうようにしましょう。
５．大人数でまとめて払うのはやめましょう
「４人いっしょに払います」とか、大人数分まとめて会費を払おうとする方も結構います。これもなかなかに受付的には迷惑です。
まとめて払ってもらうと効率がよくなる、なんて事はありません。
逆に、、、
- 名簿へのチェックが手間取る
- 合計金額の計算に手間取る
- お釣りを間違えるリスクが高まる
- 誰が会費を払ったかよくわからなくなる
と、デメリットばかりが増えちゃいます。
３名以上でまとめて払うというのは、特別な理由がない限りやめましょう。ちなみに夫婦で出席して、「２名分いっしょに」というのは全然OKです。
受付で守るべき５つのマナー まとめ
いかがでしたか？
知らず知らずにしてしまっていたり、気遣う気持ちでやってしまったりした事もあるのではないでしょうか。
【結婚式二次会の受付マナー５選】
- 受付時間は守る
- 受付周辺で話し込まない
- お金は封筒などから出して渡す
- 細かな小銭で払わない
- 大人数でまとめて払わない
今後、結婚式二次会に参加される方は、５つの受付マナーも参考にして、楽しんできて下さい。