結婚式二次会の後半で定番のイベントといえば集合写真です。
新郎新婦がこれまで歩んできた人生の中で出会った友人達が一堂に会する結婚式二次会。そのメンバー全員の写真を残せるだけに人気なのも納得ですよね。
そんな集合写真ですが「単にみんなで集まって写真を撮るだけ」と思っていると大変な目にあいます。
スムーズに集合写真を撮影する為に、
- 集合写真の基本的な流れ
- 司会者の集合写真の台本
- 集合写真撮影時に司会者が気を付けるポイント
について紹介していきます。
1,000組以上の結婚式二次会をプロデュースしてきた2次会レリッシュのノウハウと台本なので、是非、参考にしてください。
結婚式二次会司会台本「集合写真」の流れ
司会者視点での結婚式二次会の集合写真撮影の流れは以下のようになります。
step1.集合写真を撮影する事をゲストに伝える
予定の時間になったら、マイクを通してこれから集合写真を撮る事をゲストに伝えます。
step2.撮影位置に移動してもらう
新郎新婦とゲストに集合写真の撮影場所に移動してもらい、うまく撮影できるよう集まってもらいます。
step3.集合写真を撮影する
準備が整ったら集合写真を撮影します。
結婚式二次会司会台本テンプレート「集合写真」
集合写真の場合、台本上は司会のセリフは少ないです。新郎新婦やゲストの誘導が司会者の重要な役割となります。
ここで、今日の日の記念に集合写真を撮りたいと思います。
皆様、スタッフの指示に従い、新郎新婦の周りにお集り下さい。
ご協力のほど、よろしくお願い致します。
(集合写真撮影後)
ご協力ありがとうございました。
結婚式二次会司会台本「集合写真」のポイント
結婚式二次会での集合写真は、撮影前や撮影中、カメラマンと連携をして司会者が動く事で、スムーズに短い時間で撮影する事が可能になります。
以下のポイントを押さえて、集合写真を撮影してみて下さい。
事前に集合写真の撮影場所を決めておく
集合写真の撮影場所は事前に決めておきましょう。新郎新婦の位置、撮影するのに必要な距離が取れるか、ゲストが全員集まれるスペースかを意識するのがポイントです。
場所を決めるのは、会場の下見をした際などでも良いですし、結婚式二次会の当日、歓談中など集合写真の前の時間に決めるのでも大丈夫です。
最初に新郎新婦に移動してもらう
撮影場所に集まってもらう際、まずは新郎新婦に所定の位置へ移動してもらうようにします。
新郎新婦の位置が決まると、「新郎新婦の周りに集まって下さい」とアナウンスできるので、ゲストの移動がスムーズになります。
前後左右バランスが良くなるよう集まってもらう
単にゲストに新郎新婦の周りに集まってもらうだけだと、集まり方のバランスが悪くなります。
左側に人数が多くて偏っていたら、一部の人に司会者が声をかけて右側に移動してもらうなど、カメラマンの意見を聞きながら調整してください。
カメラは一台で撮影する旨を伝える
集合写真を撮ろうとすると、ゲストの方から、「このカメラでも撮ってください」といった事をよくお願いされます。
基本的にこういった要望は断るようにしましょう。一人のお願いをきいてしまうと、「私も」「私も」と次から次へとカメラを渡され、キリが無くなってしまいます。
撮影するカメラは一台と決めておき、自分のカメラでとお願いされたら、「後でシェアして下さい」と丁寧に断るようにしましょう。
撮影時の掛け声は司会者でもOK
いざ集合写真を撮る際に、「はい、チーズ」といった掛け声はカメラマンがする事が多いです。
ただ、カメラマンはマイク無しに地声で掛け声を言う事になるので、ゲストの人数が多かったり、カメラマンの声が小さいと、掛け声が聞こえない場合があります。
そういった事が懸念される場合は、司会者が掛け声をかけるのもおすすめです。
結婚式二次会司会台本「集合写真」 まとめ
結婚式二次会の集合写真撮影時における台本と司会進行のポイントについて説明してきました。
説明してきた通り、集合写真の場面では、台本上はセリフも少なくシンプルですが、司会者の役割は多くて重要です。
集合写真は段取り良く進めないと、10分、15分は平気で時間がかかってしまいます。
そうならない為にも、司会者とカメラマンがしっかりと連携を取って、効率良く素敵な写真を撮影するようにしましょう。