ケーキ入刀の後に行われる定番のイベントがファーストバイトです。
シャッターチャンスであると共に、二次会らしく盛り上がる人気のイベント。
そんなファーストバイトをよりしっかりと司会進行する為に、
- ファーストバイトの基本的な流れ
- 司会者のファーストバイト台本
- ファーストバイト時の司会者が気を付けるポイント
について紹介していきます。
1,000組以上の結婚式二次会をプロデュースしてきた2次会レリッシュのノウハウと台本なので、是非、参考にしてください。
結婚式二次会司会台本「ファーストバイト」の流れ
司会者視点での結婚式二次会におけるファーストバイトの流れは以下のようになります。
step1.ファーストバイトを行う事を伝える
ケーキ入刀の後、ファーストバイトを行う事をゲストに伝えて、まだケーキの近くにいてもらうよう促します。
step2.新郎から新婦へファーストバイト
まず、新郎がケーキをすくって新婦に食べさせます。
step3.新婦から新郎へファーストバイト
続いて、新婦がケーキをすくい、新郎に食べさせます。
結婚式二次会司会台本テンプレート「ファーストバイト」
ファーストバイトの流れに沿った基本的な台本は以下のようになります。
続いて、ファーストバイトを行ないます。
このファーストバイトは、
新郎は 「一生食べ物に困らせません」という意味を込め、
新婦は 「一生おいしいものを食べさせます」 という意味を込めて行なわれます。
まず、新郎から新婦へお願いします。
皆さんの「あ~ん」という掛け声と共に召し上がって頂きましょう。
皆さん、私の「せーの!」の合図と共に、「あ~ん」と掛け声をお願いします。
よろしいでしょうか?
それでは、参りましょう。「せーの!」「あ~ん」
続いて、新婦から新郎へのファーストバイトになります。
ケーキの大きさが愛情の大きさと言われていますのでどれくらいにするかは、
新婦●●さんにお任せします。
それでは、皆さん、また掛け声をお願いします。「せーの!」「あ~ん」
素敵なファーストバイトに、皆様あたたかい拍手をお願いいたします。
結婚式二次会司会台本「ファーストバイト」のポイント
結婚式らしさ満載ながら二次会らしく盛り上げる事もできるファーストバイト。
より盛り上がるファーストバイトになるよう、以下のポイントを押さえて司会進行してみて下さい。
ファーストバイトの意味を紹介する
ファーストバイトの台本テンプレートにもある通り、最初にファーストバイトの意味の紹介を入れるのがおすすめです。
ファーストバイトの意味を知らない人に知ってもらう意味合いもありますし、紹介している間に新郎新婦にファーストバイトの準備をしてもらうという意味合いもあります。一石二鳥です。
掛け声に合わせてファーストバイト
こちらもファーストバイトの台本テンプレートに入れてますが、「せーの!」「あ~ん」という掛け声をゲストにもしてもらいましょう。
より一体感が増して盛り上がるのでおすすめです。
新郎新婦の仲の良さをアピール
ファーストバイト後に新郎新婦がお互いの口の周りを拭いてあげる場面がよく見られます。
その際は、司会が「仲睦まじいシーンですね」など、ゲストの注目を集めるコメントを挟むと、新郎新婦の仲の良さを目撃してもらえて、より祝福ムードが高まります。
ファーストバイトは司会者のアドリブが活きるイベントでもあるので、新郎新婦の動きに注意しておきましょう。
新郎用の什器は変わり種を用いる
通常、ファーストバイトは普通のフォークやスプーンを使って行いますが、新婦から新郎に食べさせる際は、変わった什器を使うのがおすすめです。
変わり種の什器としては大きなスプーンが定番ですが、その他にもいろいろあります。
台本テンプレートにもある通り、「ケーキの大きさが愛情の大きさ」なので、それに見当たった什器を用意すると、より盛り上がります。
結婚式二次会司会台本「ファーストバイト」 まとめ
結婚式二次会のファーストバイトに関する台本と司会進行のポイントについて説明してきました。
ケーキ入刀と共に定番の結婚式イベントながら二次会でも盛り上がる為に人気のファーストバイト。
パーティーの前半での盛り上がりポイントだけに、その後のパーティーが上手くいくかどうかのカギを握るともいえるイベントです。
二次会らしく、新郎新婦にもゲストにも楽しんでもらう事を意識して、司会進行してみて下さい。