ビンゴゲームで悩みどころなのが景品の渡し方ではないでしょうか。
いざビンゴゲームをやろうとしたときに、
「あれ?景品ってどうやって渡せば良いんだろう?」
と疑問に思う方も多いと思います。
そんな方の為に、ビンゴゲームにおける景品の渡し方を、その具体的な方法も交えてご紹介していきます。
ビンゴゲームで景品を渡す際に気を付けるべきこと
まず、ビンゴゲームで景品を渡す際に、気を付けなければならない事を述べておきます。
実際、景品をどのような方法で渡すかは自由です。幹事の企画力の見せどころでもあるので、いろいろと工夫してみて良いと思います。
ただ、以下の3点を守らないと、間違いなく良くない方向にいってしまいますので心に留めておいてください。
- 景品を渡す順番を考える
- 時間はなるべく短く
- 演出を意識する
それぞれ詳しく説明していきますね。
景品を渡す順番を考える
景品を渡す順番はとても重要です。基本的に「良い景品が後半に残るようにする」事を考えてください。
心情的には早くビンゴになった人にこそ良い景品を持って帰ってもらいたいところです。
でもその為に、
- 景品に順位を付けて1位から順に渡していく
- ビンゴになった人が好きな景品を選ぶ
こういった方法で景品を渡していってしまうと、ビンゴゲームの後半には下位景品しか残らず、盛り上がらないどころか参加をやめてしまう人が出てきてしまいます。
そうならない為にも、良い景品が後半まで残っているように工夫しましょう。
時間はなるべく短く
ビンゴになった人に景品を渡すときには時間をかけずにテンポ良く進めましょう。
景品はビンゴゲームの途中で、ビンゴが出たときに渡します。
その際、他の参加者は、「どんな景品が当たるのかな」くらいしか興味がありません。
景品を渡すのに時間がかかると「早く次の番号を出してくれないかな」と感じ始め、段々と場の空気がダレてきてしまいます。ビンゴゲームが間延びする原因に成りかねません。
景品を渡す際は、ビンゴになっていない人の事も考えて、サクサクとテンポ良く進める事を意識しましょう。
演出を意識する
景品を渡すシーンはビンゴゲームにおけるワクワクポイントの一つです。
ビンゴゲームはシンプルなゲームだけに、ワクワク出来るポイントが限られます。
- 数字が出るとき
- 景品を渡すとき
基本的にはこの2点しかありません。
その為、ビンゴになった人はもちろん、それを見守る他の参加者の人も、ワクワクドキドキできるような演出を入れられると、より一層ビンゴゲームが盛り上がります。
ビンゴゲームでの景品の渡し方
ビンゴゲームで景品を渡す具体的な方法を3つご紹介していきます。
実際に1,000組以上の結婚式二次会を開催してきた2次会レリッシュで行っている方法なので、是非、参考にしてみて下さい。
景品の渡し方その1 三角くじ抽選方式
まずは三角くじを使って抽選方式で景品を渡していく方法です。最も一般的な方法かなと思います。
概要
ビンゴになった人に抽選箱から三角くじを引いてもらい、そこに書かれた景品を持って帰ってもらいます。
準備
準備は簡単です。三角くじを用意して抽選箱に入れるだけです。
- 三角くじを景品の数と同数用意する
- 三角くじに景品の名前を書く
- 三角くじを抽選箱に入れる
なお、各景品に番号を振っておいて、三角くじに景品名を書かず番号を書いておくようにしてもOKです。
実施手順
実施方法も簡単です。くじを引いてもらうだけですね。
- ビンゴになった人に三角くじを引いてもらう
- くじに書かれた景品名を読み上げる
- 景品を渡す
景品名の読み上げは司会者がするのがおすすめです。間を持たせたり、大げさに読み上げたりして、演出効果を生み出しやすくなります。
必要な備品
三角くじ抽選方式に必要な備品は2つです。
- 三角くじ
- 抽選箱
この2つを用意すればOKです。
景品の渡し方その2 紙袋選択方式
続いて、紙袋抽選方式です。くじ引きと違い、景品をもらう本人が自分の意志で選択するといった面白さがあります。
概要
ビンゴになった人は、中身が見えないように紙袋に入れられ並べられた景品の中から好きなものを選びます。選んだ紙袋の中に入っていた景品を持って帰ってもらいます。
準備
準備は基本的に簡単ですが、景品によってはちょっと大変かもしれません。
- 紙袋を景品の数と同数用意する
- 中が見えないように紙袋に景品を入れる
- 景品台の上に景品の入った紙袋を並べておく
必ずしも景品に合った大きさの紙袋にする必要はなく、例えば、ディズニーのペアチケットを大きな紙袋の中に入れておいたりするのもOKです。
また、景品は紙袋から一旦取り出すので、見えないようにする為にテープでガチガチに留めたりするのはNGです。
実施手順
実施方法はとても簡単です。好きな紙袋を選んでもらうだけですね。
- ビンゴになった人に紙袋を選んでもらう
- 紙袋から景品を出してもらい景品名を発表
- 景品を持ち帰ってもらう
景品を出して貰ったら、後方の方の参加者にも景品が見えるよう、大きく掲げてもらうと良いです。それと同時に司会者が景品名を叫ぶと盛り上がります。
必要な備品
紙袋選択方式に必要な備品は1つだけです。
- 紙袋
これを景品の数分、用意すればOKです。
なお、用意する紙袋は大きさを変えたり、色を変えたりして、特徴を出すとより面白くなるのでおすすめです。
景品の渡し方その3 アプリ抽選方式
3つ目はアプリ抽選方式です。実は2次会レリッシュでは基本的にこの方式で景品を渡しています。準備は大変ですが、圧倒的に盛り上がります。
概要
ビンゴになった人は、アプリに表示されたプレゼントボックスの中から好きなボックスを選びます。そのボックスの中に入っている景品を持って帰ってもらいます。
準備
準備は主に景品の画像の用意になります。
- 各景品の画像を用意する
- 景品抽選付ビンゴマシンアプリを購入する
- 景品画像をアプリ制作者に送る
- アプリを受け取る
アプリはビンゴマシン付きなので、ビンゴゲーム自体も進めやすくなります。
実施手順
実施方法は極めて簡単かつラクチンです。スクリーンに表示されているプレゼントボックスから好きなボックスを選んでもらうのみです。
- アプリを景品抽選画面にする
- 好きなプレゼントボックスの番号を言ってもらう
- プレゼントボックスをクリックして景品を表示
- 景品を持ち帰ってもらう
大画面で景品画像が表示される為、後方の人にも何の景品が当たったのか一目瞭然。会場全体で盛り上がります。
必要な備品
他の方式と違い、パソコンやプロジェクターが必須になります。
- 景品抽選機能付ビンゴアプリ
- パソコン
- プロジェクター&スクリーン
ビンゴマシンアプリはネットショップにて販売されています。
アプリに似たものとして、景品を渡す際に便利なDVDを作成してくれる景品ショップもあります。
景品を購入すると無料でDVDが付いてくるので、景品をまだ購入して無い人は検討してみても良いと思います。
同時に複数の人がビンゴになったときの景品の渡し方
景品の渡し方を考える上で、複数の人が同時にビンゴになったらどうするかも考えておきましょう。
特に終盤になると、同時にビンゴになる確率が上がります。多いときで4~5人以上が同時にビンゴになる事もあります。
その際にどうするか決めておかないと、余計な時間がかかってしまう為、注意が必要です。
景品が足りる場合
ビンゴになった人の分、まだ景品が残っていたら、そんなに難しい事はありません。
前に出てきた順に抽選するなりして景品を渡していけばOKです。
景品が足りない場合
景品の残りの数がビンゴになった人の数より少ない場合におすすめなのが、じゃんけんです。
ビンゴになった人同士でじゃんけんをしてもらい、勝った人が景品をもらう権利を得るようにします。
もし同時にビンゴになった人が10人近くいるなど多い場合は、新郎新婦どちらかと一斉にじゃんけんをして、勝った人のみ勝ち残りという形で行うのもおすすめです。
どちらにせよ、司会者が毅然とした態度で仕切ってサクサクと進めるのが成功のコツです。
景品の渡し方だけでなく持ち帰りの事も忘れずに
景品を渡す際、持ち帰りの事も考えておくと、当たった人に喜んでもらえます。
結構ありがちなのが、景品を持ち帰る為の紙袋やビニール袋などが用意されておらず、景品をそのまま抱えて帰らざるを得ないというケース。
そのまま電車に乗るのは恥ずかしいですし、特に女性は家まで抱えているのは大変です。景品が当たった喜びも半減してしまいます。
紙袋など、景品と共に用意しておきましょう。
また、大きいものや要冷蔵&冷凍のものは目録景品で用意するのがおすすめです。
ビンゴゲームでの景品の渡し方 まとめ
ビンゴゲームで景品を渡す方法について、その注意点と共に紹介してきました。
ビンゴゲームをしっかりと盛り上げるには、景品の渡し方もしっかりとやる事が不可欠です。
- 三角くじ抽選方式
- 紙袋選択方式
- アプリ抽選方式
紹介したこれらの方法を参考にして、ビンゴゲームの準備を頑張ってください。
ビンゴゲームが盛り上がるよう、応援してます!