披露宴でも結婚式二次会でも、すっかり定番となったプロフィールムービー。
新郎新婦の事をより良く知れる素敵な演出ですよね。
そんなプロフィールムービーに使用する写真選び、いざやり始めると困ってしまう新郎新婦は多いんじゃないでしょうか?
小さい頃から両親がたくさん撮ってくれた写真から選ぶのだから、難しいのは当然です。
今回は200組以上の新郎新婦のプロフィールムービーを作ってきた筆者の経験から、写真選びの際に役立つ5つのコツをご紹介します。
これを抑えておけば、難しい写真選びも、少しはラクになるはずです。
『横向きの写真を選ぶ』結婚式プロフィールムービー写真選びのコツ1
写真には横向きの写真と縦向きの写真があります。
プロフィールムービーに向いているのは、ズバリ横向きの写真です。
出来上がった映像の縦横比は、4:3か16:9の映像になります。つまり横長です。
その為、縦長の写真を入れる場合、比率の関係上、写真自体が小さく表示される事になります。せっかくの思い出の写真、出来るだけ大きく映したいですよね。
写真はなるべく横向きの写真を選びましょう。
『明るい写真を選ぶ』結婚式プロフィールムービーの写真選びのコツ2
写真は明るくはっきり写った写真を選びましょう。当たり前のようですが、意外と暗い写真を選ぶ方も多いんです。
「景色が綺麗だから」と選んだ写真が逆光で、顔が真っ暗に写ってしまっていたり・・・。
室内で撮った写真が全体的に暗すぎたり・・・。
思い入れがあればある程、写り自体は気にせずに選んでしまうものです。
せっかくの写真もしっかりはっきり見えなければ意味が薄れてしまいます。
明るくはっきり写った写真を選びましょう。
『周りにスペースがある写真を選ぶ』結婚式プロフィールムービー写真選びのコツ3
プロフィールムービーの写真は多くの場合、動きをつけます。
ズームイン&アウトしたり、横に移動していったり。
その為、顔が大きく写ったドアップの写真や、写真の端っこすれすれまで人が写っている写真は扱いが難しくなります。
場合によっては肝心の人が見えなくなってしまう事も・・・。
写っている人の上下左右に程よくスペースのある写真を選びましょう。
『集合写真やグループ写真は選ばない』結婚式プロフィールムービーの写真選びのコツ4
大好きな友人が全員写ってるからと、集合写真や大勢でのグループ写真を選ぶ方も多くいます。
しかし、そういった写真はなるべく選ばない方が無難です。
プロフィールムービーで一枚の写真が映っている時間は大体5~6秒です。
ゲストの方は当然、初めてその映像を見ます。
大勢の人が映っている中から、新郎もしくは新婦を5~6秒の間に探し出すのは至難の業です。
主役にズームインしたり、アップの画像を別に出したりと、演出面でカバーする事も可能ではあります。
しかし、演出を付けすぎると動きが無駄に激しくなったり、時間を多く使ってしまうので多用は禁物です。
もちろん、「こんな仲間達がいます」など、新郎新婦がどこにいるかわからなくても問題ないという意図で、集合写真などを選ぶのはOKです。
とは言えそれも枚数が多すぎると、見ている人はなかなかに辛いので、多用は禁物。
なるべく、パッと見てすぐに新郎新婦がどこに写っているかわかる写真を選びましょう。
『コメントに合わせて写真を選ぶ』結婚式プロフィールムービーの写真選びのコツ5
プロフィールムービーの場合、写真と共にコメントを出しますよね。
写真を選ぶ前にコメントを決めてしまい、そのコメントに合った写真を選んでいくのもおすすめです。
先にコメントを決めていくと、各写真のコメントに繋がりが出て、ストーリー性が出てきます。
例えば、、、
中学「野球部に入って野球三昧の日々」
↓
高校「高校でも野球を続け 三年間坊主頭でした」
とコメントを決めてから、中学の写真は“野球をしているところの写真”、高校の写真は“坊主で笑顔の写真”を選びます。
そうすると見ている人は、新郎は学生時代に野球をして、坊主頭で頑張ってたんだな。
という印象を持ちやすくなる訳です。
また、コメントに合った写真を選んでいけば良いので、写真選びもやりやすくなってきます。
プロフィールムービー作るのに何から手を付けて良いかわからない・・・
そんなときはまずコメントを決めて、それに合った写真を選んでみましょう。
結婚式プロフィールムービーの写真選び まとめ
いかがだったでしょうか?
忘れてはいけない事は、プロフィールムービーの目的が「ゲストに新郎新婦の事を紹介する」ということです。
「どの写真を見せたいか」ではなく、「自分達の事を知ってもらえる写真はどれか」を考えながら選ばなければなりません。
- 横向きの写真を選ぶ
- 明るい写真を選ぶ
- 周りにスペースがある写真を選ぶ
- 集合写真やグループ写真は避ける
- コメントに合わせて写真を選ぶ
使いたい写真がたくさんあって迷う場合は、上記の点を意識して、写真を選んでみて下さい。