結婚式二次会で司会を任されたとき抑えておくべき5つ心得

結婚式二次会は司会者がパーティーの盛り上がりを左右すると言っても過言ではありません。司会を任されたからには楽しく盛り上がる結婚式二次会にしたいですよね。

そうは言っても、結婚式二次会の司会は難しいものです。

結婚式二次会の司会経験者からは、

  • 想定通りに上手く進行できなかった
  • なんだかグダグダになってしまった

といった話がよく聞かれます。

そうならない為に、司会をする際、押さえておくべき5つの心得をご紹介します。

1.司会者は進行役に徹するべし

結婚式二次会で司会を行う際に忘れてはいけないのは「主役は新郎新婦とゲスト全員」ということです。

司会者としてゲストから注目を浴びると、余計にはしゃぎ過ぎてしまったり、何かしなきゃと緊張しすぎたり、身内ネタに走ってしまいがちです。

そうなってしまうと、多くのゲストは白けてしまい、変な空気になってしまいます。

面白いことや上手いことを喋るよりも、まずは場の空気をしっかりと読みながら、メリハリよく結婚式二次会を進行していくことを心がけましょう。

2.台本は作成しておくべし

「喋るのは得意だからその場の流れで大丈夫」と思ったりしてませんか?

よく起きてしまうのが、うまく喋れなくて挽回しようとさらに喋り続けるうちに無駄に時間も使ってしまうこと。

そういった状態の事を俗に「グダグダになる」と言います。

そうならない為に役立つのが台本です。台本は進行の道しるべ。常に読まなくても、手元にあればいざというときに大変役に立ちます。

また、台本は司会者のイメージ作りにも役立ちます。事前に作成する事で、自然と結婚式二次会の全体の流れを掴めるのです。シンプルなものでも構わないので、台本は必ず作って持っていきましょう。

3.時間は常に意識するべし

結婚式二次会が盛り上がってくると、司会者はノリノリになり、つい余計に時間を使いがちになってしまいます。進行が予定より押してしまうと、後半のイベントを削らなければいけなかったり、最悪の場合、会場に延長料金を支払う羽目になります。

結婚式二次会全体の進行をスムーズに予定通り進めるためにも、常に時間配分に気を配り、予定通りにお開きとなるよう意識しましょう。

司会台があるときには見える位置に時計を置いておくのもおすすめです。

4.間が空いたときは実況すべし

ちょっとした間が空いた時に司会者が何も喋らないとゲストは不安を感じます。そうならない為に、間が空いたときは「実況」をするようにします。

例えばケーキ入刀シーンでは、

  • 「イチゴがいっぱい乗ったおいしそうなケーキが出てきました」
  • 「新郎新婦が入刀しながら皆様のカメラに笑顔を向けております」

など、その場の状況をそのまま伝えているだけですが、これはとても重要ですし、司会者の腕の見せどころでもあります。

また、実況は後ろの方にいて何が起きてるかよく見えない人に対しても良い効果があります。後ろの方の人も状況が分かれば参加してくれるので、より一体感が生まれます。見えない人にも状況が伝わるように心掛けて実況しましょう。

5.常に笑顔を保つべし

司会をしていると緊張もありますし、予想外のハプニングも起きたりして、気づけば強張った表情になってしまいがちです。司会者の表情をゲストはよく見ているものです。その表情によって結婚式二次会の雰囲気は変わってしまいます。

何か予期せぬ事が起きても司会者が「おっとここでハプニングのようですね」と笑顔で言えれば、緊迫した雰囲気にならずゲストも安心できます。

何かあっても常に笑顔を意識して、慌てず落ち着いて進行しましょう。

まとめ

結婚式二次会の司会者は盛り上げ役だと思っている方も多いです。

でも、無理に盛り上げるのは逆効果です。しっかりとメリハリをもって進行していけば結婚式二次会は自然と盛り上がります。

  • 進行役に徹する
  • 台本を作成しておく
  • 時間を常に意識する
  • 間が空いたら実況する
  • 常に笑顔を保つ

この5つの心得を心に刻み、無理せず気負わずリラックスして楽しみながら司会を行ってください。