結婚式二次会でよくある予定外の出来事の一つが、“新郎新婦の到着が遅れる事”です。
- 披露宴が予定より長引く
- 結婚式二次会に向けた身支度や荷物整理に時間がかかる
- 結婚式二次会会場まで車が混んでいて移動時間が長引く
などなど、遅れてしまう理由は様々です。
以前には、「披露宴で飲み過ぎたので酔いを醒ましてました・・・」なんて理由で遅れてしまった新郎新婦もいました。
遅れる時間は、5~10分くらいが多いですが、下手すると30分以上の大幅に遅れる場合もあります。そうならないように、披露宴から結婚式二次会まで2時間空けておくのがおすすめです。
とはいえ、それでも遅れてしまうときは遅れてしまうものです。
そこで今回は、主役である新郎新婦の到着が遅れてしまったときに幹事が出来る有効な手段を5つご紹介します。
1.ドリンクだけでなく料理もスタートする
新郎新婦が10分以上遅れそうな場合は、ドリンクはもちろん、料理もスタートしましょう。単純に、ゲストに食べながら新郎新婦を待っていてもらえるのもありますが、時間を有効利用できるというメリットもあります。
ビュッフェスタイルの多い結婚式二次会では、ゲストが料理を取るのにも結構、時間がかかります。先に料理を取っておいてもらえば、後の歓談時間を会話や写真撮影として有効に使ってもらえますし、歓談時間自体を多少削る事も可能になります。
2.DVDを上映する
プロフィールDVDや当日の挙式映像DVDなどを結婚式二次会で上映する予定がある場合はそれらDVDを上映しましょう。映像上映は新郎新婦がいなくても楽しんでもらえます。
運営面からも、元々予定されていた進行を前倒すことになるので、その分時間を有効利用でき、他の進行を削らなくてすむというメリットもあります。
3.ゲームのルール説明を先にしておく
ゲームの内容にもよりますが、ルール説明を先にするというのも有効な手段です。単なるビンゴとかではなく、変わったゲームを行う場合、ルール説明に時間がかかったりします。5分くらいかと思いますが、新郎新婦の到着が20-30分遅れる場合、その5分がとても大きいものとなります。
4.ゲストの写真撮影をする
ゲストの写真を撮って周るのもおすすめです。「あとで新郎新婦にプレゼントするので写真撮らせて下さい」と言って、ゲストの写真を撮らせてもらいます。
その際、普通に取るのも良いですが、面白いポージングをとってもらったりするとなおGoodです。ポージングは、ハートマークを手で作ってもらったり、乾杯してる様子とか、シンプルなものでもOK。楽しい写真をいっぱい撮っておきましょう。
そんな楽しい写真には、あとで新郎新婦が見たときに「私たちを待ってる間も楽しんでくれてたんだ」と、安心してもらえる効果もあります。
5.省く進行内容を見極める
20分、30分と新郎新婦の到着が遅れる場合、いろいろ工夫をしても時間が足りなくなってしまいます。そうなると予定されていた進行を省かなければなりません。
どの進行内容を省くのか?省いてはいけない進行内容はどれなのか?適切に見極めて、その場で進行表を作り直しましょう。
こういった決断は難しいものですが、制限された状況の中で、新郎新婦とゲストにより楽しんでもらうにはどうしたら良いか?それをしっかり心に刻んで、勇気をもって決断しましょう。
まとめ
多かれ少なかれ結婚式二次会の当日、新郎新婦の到着は遅れてしまうもの。そんなときは新郎新婦と連絡を取りながら、どのくらい遅れそうなのか?まずは遅れる時間を正確に把握し、出来る事をやっておきましょう。
そうすれば、新郎新婦が到着してからもスムーズに結婚式二次会を進められます。