結婚式二次会で友人幹事に新郎新婦が気遣うべき4つの事

結婚式二次会の幹事を友人に頼む際、新郎新婦が気遣うべき事が4つあります。
新郎新婦と幹事が喧嘩をするという話はよく耳にします。

そうならない為に、幹事への気遣いを忘れないようにしましょう。

幹事への気遣いその1 お金の事

結婚式二次会の予算管理は想像以上に大変です。景品や細かな備品を購入したり、打合せ時の飲食費を払ったり、買い物や打合せに行く交通費も費用に入ってきます。
そういった各幹事の使ったお金を集計するだけでも慣れてないと混乱したりします。

また、ゲスト会費による収入が大きく変動するのも結婚式二次会でよくある事。
予定より10名減ってしまった。
会費が7,000円の場合、それだけで収入が7万円減ってしまう事になります。

そうして赤字になったお金を自腹で賄う幹事さんも実は結構います。
新郎新婦にはなかなか言えないんですよね。

お金の事はシビアな事なので、幹事の精神面の負担はなかなかに大きいです。
赤字になった際、お金は新郎新婦が負担するよと伝えたり、収入が減る事を見越して、「○○円以内で色々賄ってね」と予算を明確にしたり、結婚式二次会後に「お金大丈夫だった?」と新郎新婦から切り出してあげたり。

幹事がお金の心配をする事のないよう、常に気遣ってあげて下さい。

幹事への気遣いその2 時間の事

結婚式二次会の準備は日が近づくにつれてやる事が増えてきます。
想定以上に時間が必要になったりして、幹事の負担は大きくなっていきます。
その時期、新郎新婦は披露宴の準備が佳境に入るので、結婚式二次会の準備に回す余力は残っていません。

幹事をしてくれている友人も仕事が忙しかったり、それぞれに事情を抱えています。
その日常の忙しなさに結婚式二次会の準備をするとなると、自分の時間を削る事になるわけです。

そんなとき、新郎新婦も忙しいからと言って、結婚式二次会の事は幹事に全部お任せ!となると、大変な想いをしている幹事の友人は良い気分はしませんよね。

「披露宴の準備でいっぱいいっぱいで手伝えなくてごめん」

「忙しいのに結婚式二次会の準備をしてくれてありがとう」

など、気遣いの言葉をかけてあげるだけで、幹事の友人は気持ちが楽になったりします。

いろいろと忙しいのはみんな一緒。幹事は自分の時間を使って準備してくれている事に感謝して、声をかけてあげて下さい。

幹事への気遣いその3 幹事同士の事

多くの場合、結婚式二次会の幹事は新郎側、新婦側から2~3名出します。
それぞれの友人同士は、最初の顔合せのときが初対面、と言う事がほとんどです。

最初のうちは問題なく進んでいても、少しずつ負担が増えてくると、仲が悪くなってしまい不満が募る。そんな話もよくある話です。
最悪の場合、幹事同士が大喧嘩をして、幹事を辞めてしまった・・・という事もあるようです。

とは言え、新郎新婦の手前、直接相手に不満をぶつけられない事がほとんど。
そうなると話しを聞いてあげられるのは新郎新婦のみです。

顔合せして、あとはよろしく!

とならないように、幹事同士が上手くやっているか、不満はないかなど、気にしてあげて下さい。

幹事への気遣いその4 プレッシャーの事

幹事を快く引き受けてくれた友人のほとんどが、「新郎新婦の為に結婚式二次会を成功させるぞ!」と張り切ってくれています。

しかし、その想いが強すぎると日が近づくにつれて大きなプレッシャーとなってのしかかります。
多少のプレッシャーは感じるものにせよ、大きすぎるプレッシャーを感じる事はよくありません。前日に緊張しすぎて吐いてしまった、眠れなかった。

そういった経験談もよく聞きます。

「無理せず幹事自身も楽しんでやってくれれば良いよ」

「楽しみにしてるけど、無理する必要ないからね」

など、プレッシャーを感じ過ぎているようなら、少しでも気楽になるような言葉をかけてあげましょう。

まとめ

結婚式二次会の主催者はあくまでも新郎新婦です。
当日、動き回れない新郎新婦に変わって運営をしてくれるのが友人幹事なんです。

「お願いしたから、あとはやってね!」と丸投げをする事は無責任なこと。

お互いに楽しく気持ちよく、結婚式二次会を開けるように、友人幹事への気遣いを忘れないようにして下さい。